高い年収を獲得するのは楽じゃない

働き方改革が進む中、フリーランスにも注目が集まっています。ある会社の調査によるとフリーランス人口は1000万人を超えており、企業に属さない働き方のハードルは下がってきたと見ることが出来るでしょう。職種にもよりますが、専業の場合には高い年収を得ている人の数も決して少なくありません。

この調査によってフリーランスの働き方は大きく4つのパターンに分けられることが分かっています。副業系すきまワーカー、複業系パラレルワーカー、自由業系フリーワーカー、自由業系独立オーナーです。職種としては、大きくIT系、コンサルタント系、マスコミ系、士業系に分けられます。どんな職種であれ、年収は専門スキルの高さと比例しており、年収を上げるにはスキルアップが欠かせません。

専業か副業かによって大きく変わってきますが、フリーランスの年収としては100万円~300万円くらいが最も多くなっているようです。次いで300万円~500万円、100万未満の順で続きます。企業に勤めていれば福祉も充実し、安定的に稼げることを考えると、フリーランスの現実は決して甘くはないと言わざるを得ないでしょう。

IT業に限ってみても、Scalaなど特定の言語、需要がありながらも希少性のある言語を習得していれば、かなりの年収を得られることがデータから分かっています。また弁護士や公認会計士、税理士では安定した高い年収を得ることが可能です。フリーランスで高い年収を得て成功するには専門スキルの習得と、そのスキルアップが必須条件と言えるでしょう。